夕方、ベランダの洗濯物を部屋に入れようとした
その瞬間!
ジジッ!ジジジッジ!ひょえーーーっ!セ、セミ?
どこ? どこにいるんだーーーー?
洗濯物を両手に持ちアタフタするわたし。
セミはどうやらベランダに出る窓のカーテンにくっついたらしい。
わたしはカーテンに触れないよう
そおっとゆっくりと部屋に入り、
まずは両手の洗濯物をハンガーラックに掛ける。
さてどうしたものか。
いろいろ考えた挙句、カーテンをゆっくり窓の外へ出そうと
意を決してカーテンを動かしてみた
その瞬間!
ジジッ!ジジジッジ!セミは部屋を旋回!
にょーーーーーーっ!恐怖のあまり叫びながらものすごい勢いで
部屋の隅へ避難したわたし。
心臓はバクバク。涙がでそうになった。
どうしてだろう?
小学生の頃は男の子と一緒に朝早く起きてまでも
セミを捕りに行っていたというのに
今では見るのも恐ろしい…
そんなことはどうでもいいけど
この非常事態をなんとかしなくては。
セミの行方を確認すると、テレビの上あたりの壁にて休息中。
※怖さのあまり写真を撮れなかったことが悔やまれる。
おのれ…どうしてくれよう。
近所の小学生に頼んでセミ捕り網を貸してもらおうか?
いやいやそんな時間はない。
そんなことを考えているうち一瞬にして
自分で虫捕り網を作る方法を思いついた。
じゃ〜ん!(かなり貧相ですが)

針金ハンガーを広げたものをものすごい勢いでガムテでモップに巻き
最後に洗濯ネットをかぶせた。

「いいぞ、ちはる!おまえは天才だ!」
恐怖の中、自分を励ましていなければ倒れそうなほど
実はかなりの小心者。
30秒で作り上げた虫捕り網を持ち、ゆっくりとセミに近づく。
「えっと〜、幼い頃の記憶では下から網を近づけるべし」
震える手でそおっと網を近づけ
「えいっ!」
ほ、捕獲しました!
「いいぞ、ちはる!おまえの腕は衰えてはいない!」
しかしまだここから先が試練。
セミを網の上からとはいえ素手で押さえることは今の私にはムリ。
あらかじめタオルを用意してあったので(このへんは案外冷静)
タオルで押さえ、ジジッジジッと手の中でのた打ち回るセミに
叫び声が出そうになりながら
「どうか、どうか、間違っても旋回して
わたしに向かってきませんように!!!」
そう願いながらベランダから逃がす。
セミはジジッジジジジーーと鳴きながら
遥かかなたへ飛んでいきました。
最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
あまりの恐怖体験だったため、ブログに残さずには
いられませんでした。
こんな体験もそうみなさんにあるとは思えませんが
もしこんなことになってしまったら
「そうだ、虫捕り網を作ればいい!」と思い出していただけたなら
わたしの経験も無駄ではなかったと思えるでしょう。